STORIAではダイヤモンドのリフォームを承っています。50代、60代のお客様が大半を占めます。お客様が持ってみえるダイヤモンドの多くは昔むかしの、でもピッカピカの婚約指輪です。そして、口をそろえたように「1回か2回しか使ったことない」とおっしゃいます。今とは少し違い、「婚約指輪は給料の3ヶ月分のものを」と言われていた時代に贈られた婚約指輪は、デザインこそ古さを感じるものの、ダイヤモンドはキラリと輝いています。
「給料の3ヶ月分の指輪」を贈ってもらっても30年で「1回か2回しか使わない」親世代の婚約指輪事情を知っているからでしょうか。最近は「婚約指輪はもったいないからいらない」という女性が増えつつあります。ところがそんな女性に「ネックレスだったらどうですか」と尋ねると「ネックレスだったら欲しい!」と目をキラキラと輝かせ、選び始めるのです。
「婚約」といえば、指輪があたりまえだった時代は終わりました。それぞれの生活スタイルやニーズに合わせて、「婚約ネックレス」という選択肢もあり、そこにはいくつかのメリットがあることをお伝えします。

《目次》
1. 婚約ネックレスは結婚指輪とセットで使えます
2. 婚約ネックレスはいつも使えます
3. 婚約ネックレスはいつまでも使えます
4. 今回のまとめ

婚約ネックレスは結婚指輪とセットで使えます

婚約指輪のデザインを彼女が選ぶ場合、結婚指輪とピタッとはまる「セット」にこだわる女性は少なくありません。せっかくなら2ついっしょに左手の薬指に着けていたいというのが女心。ところが実際にセットリングを購入した女性の多くは2つの指輪を同時にセットで使っていない場合が多いようです。「ずれてしまって絶えず気にしていなければならないから」「いつも使っている結婚指輪の方だけ傷だらけで、いっしょに着けると婚約指輪のキラキラ感を邪魔してしまうから」というのが理由としてあげられます。
しかし、婚約ネックレスと結婚指輪のセットであれば、何も気にせず2つをセットで使えます。首にも指にもジュエリーを着ける、そしてその2点が「セット」だったらステキだと思いませんか。

婚約ネックレスはいつも使えます

左手薬指にキラリと光るダイヤモンドは、「仕事に行くときは無理」だったり、婚約期間中は身につけていてもいざ結婚してしまうと普段使いするにはなんだかゴージャスすぎてしまうもの。結局、婚約指輪の出番はお友達の結婚式や二人の記念日など、特別な時だけになってしまいがちです。
しかし、婚約ネックレスであればいつも使えます。オフィスで胸元に輝くダイヤモンドは、ゴージャスというよりは見る人に品のよい印象を与えます。お友達とちょっとランチにいくときも身につけているだけで幸せ感が漂います。婚約ネックレスであれば、TPOを問わず、いつも使えます。

婚約ネックレスはいつまでも使えます

「お母さんも昔は細かったのよ」こんな一言を聞いたことありませんか。決して、適当な嘘をついているわけではなく、本当にそうだったのだと思います。多くの女性は出産のときにほんの少しサイズが大きくなります。そこから20年、30年の年月をスリムに保った素晴らしい女性でも更年期を迎えるころには指の関節が太くなってしまい、指輪ははまらなくなってしまうこともよくあります。
しかし、婚約ネックレスであればいつまでも使えます。サイズがないので、体の変化を気にすることなくいつまでも使えます。

今回のまとめ

一生大切にしていきたい、守っていきたい彼女への愛のカタチは「指輪」だけとは限りません。一生モノのダイヤモンドを「ネックレス」という新しいカタチで贈る人も年々増えています。実用性を考えるとネックレスという選択肢があってもいいでしょう。ただし、「箱をパカッと開けて、指輪をもらうことが夢!」「左手の薬指にキラリと光るダイヤモンドをみんなに見てもらいたい」と思っている女性もいます。結婚を意識しだしたら、ぜひ日ごろの彼女との会話の中から、最高の「愛のカタチ」を探ってみてください。