結婚を決めたらあれこれ始まる二人の共同作業。その中の大事な一つが「結婚指輪選び」ではないでしょうか。ここから先の人生をともに歩む二人が、おそろいで身に着ける結婚指輪。ブライダル情報誌やインスタを見ながら未来を思い描く時間はとても楽しいひとときとなることでしょう。結婚指輪は、それぞれ人に与える印象も違えば、使い勝手も異なります。
そこで今回は、ダイヤモンドがキラリと輝く結婚指輪と凜とした印象を与えるシンプルな結婚指輪、それぞれのメリットを紹介します。
ダイヤモンドがキラリと輝く結婚指輪
ダイヤモンドがキラリと輝く結婚指輪のメリットは、なんといっても手元を美しく華やかに演出できることではないでしょうか。日常の何気ない瞬間でも、ふと指輪を見るだけで、幸せな気分になれるものです。ダイヤモンドをあしらった結婚指輪はデザインもさまざまです。その大きさや数によって、デザインの数は無限大といっても過言ではないでしょう。ダイヤモンドが輝く結婚指輪を3パターンにわけて紹介します。
まずは、“フルエタニティ”と呼ばれるゴージャスな指輪。これは、指輪の周りをダイヤモンドが1周ぐるりと埋め込まれたデザインを指します。英語の「永遠-eternity-」から名前がつけられていて、「永遠の愛」の象徴とされています。薬指をダイヤモンドで取り囲むこの指輪は、とてもゴージャスで、1本でも存在感を十分に発揮します。また、ダイヤモンドは硬くて傷がつきにくい鉱石です。全周にダイヤモンドが埋め込まれていることで、地金部分が少なく、指輪そのものの傷が目立つことなくいつまでもきれいに使えるというメリットがあります。
次に“ハーフエタニティ”と呼ばれる指輪。“フルエタニティ”はダイヤモンドが全周を取り囲んでいるのに対し、半周だけにダイヤモンドが埋め込まれたデザインの指輪を“ハーフエタニティ”と呼びます。手の甲側から見た時の違いは“フルエタニティ”と何ら変わりはありません。“フルエタニティ”がいいけれど予算がちょっとという方や日常生活の中で物を持つときにダイヤモンドが当たることが気になる方はこちらを選択するほうがいいでしょう。
最後に“一石”のダイヤモンドをあしらった指輪。フルエタニティやハーフエタニティに対して一番シンプルなデザインが“一石”タイプ。ダイヤがどこにもついていないのは寂しいけどゴージャスなのは好みじゃないなという方には是非、こちらのタイプをお勧めします。どんな服装にも合わせやすいし、年齢を重ねても手肌馴染みがよく飽きのこないデザインと言えるでしょう。たとえ一石でもダイヤモンドがついていることで、女性らしさは増します。
凜とした印象を与えるシンプルな結婚指輪
ダイヤモンドがついていないということは、当然引っかかりもありません。表面が滑らかでシンプルかつ使い易いデザインが特徴です。流行に左右されない結婚指輪は見る人に凜とした印象を与えます。また、結婚指輪が主張しすぎることがないので、婚約指輪やほかの指輪と重ね着けしやすく、その時の気分で楽しむことができます。過度なアクセサリーができない職場や冠婚葬祭にも身に着け易いというメリットも挙げられます。ブランドによって異なりますが、指輪の表面にヘアラインや槌目の加工を施したり、内側に誕生石を入れたりして、人とは違う二人だけの指輪として選ぶのもいいのかもしれませんね。
今回のまとめ
今回はダイヤモンドが光る結婚指輪とシンプルな結婚指輪、それぞれのメリットを紹介しました。キラリと光るダイヤモンドは見ているだけで幸せな気持ちになり、また人に華やかな印象を与えます。一方、ダイヤモンドのついていない結婚指輪は身に着ける場所を選びません。生活スタイルに合わせて、一生ともにする大切な1本を選び出してください。